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2017.07.22 PICKUP
新築一戸建ての必要経費「仲介手数料」

新築一戸建ての必要経費「仲介手数料」

仲介手数料とは

新築戸建てを購入する際には物件そのものの費用だけではなく実にさまざまな税金類や諸経費がかかります。
中でも大きな割合を占める経費のなかに不動産業者に支払う仲介手数料というものがありますので予算に入れておきましょう。

新築一戸建てを購入する際に支払う仲介手数料とは

新築戸建てのマイホームは多くの方にとって憧れの物件です。
どのくらいの価格帯の物件を購入することができるのか、あらかじめ予算を立てることはマイホーム購入に欠かせませんが、その時忘れがちになってしまうのが不動産業者に支払う仲介手数料です。

一般的に新築一戸建てを購入するときにはウェブサイトや新聞広告などを見て、気になる物件を探し、その広告を出している不動産業者に連絡をとります。
業者は問い合わせのあった物件の他にも最新の物件情報を流してくれますが、その物件の中から購入を決めた場合のみ成功報酬を支払います。それが仲介手数料です。
この仲介手数料は物件価格の3%に6万円を足した金額が上限となっており、一般的には上限を支払うことになります。

仲介手数料がいらない物件は新築マンション

このように新築戸建ては不動産業者に仲介手数料を支払うのが一般的ですが、同じ新築でも仲介手数料が必要ない物件もあります。それが新築マンションです。
同じ新築でも一戸建てとマンションで販売の構造に違いがあり、一戸建ての場合には建設するハウスメーカーや工務店は販売を不動産業者に委託しますが、新築マンションは違います。
新築マンションを手がけるのは大手のデベロッパーで、それぞれのブランドを前面にだして自らが販売します。
つまりマンションを作るメーカーが、販売まで一挙に手がけるので不動産業者の仲介を必要とせず手数料が発生しないのです。
ただしマンションでも中古物件の場合には不動産業者を通しますので仲介手数料が必要です。

新築戸建てでも仲介手数料が必要ないケースもある

新築マンションはデベロッパーが直接販売をするので仲介手数料が必要ないということですが、同様に一般的には不動産業者が仲介する新築戸建ての中にも仲介手数料が発生しない物件もあります。
そうした物件は近年増加しているのですが、一戸建てを建設した住宅メーカーが販売やアフターメンテナンスの工務店までを自社で兼ねているケースです。

この場合メーカーが建築した物件を直販するので、不動産業者の仲介を必要とせず、手数料も発生しません。
また不動産業者の中には手数料を上限ではなくかなり安めに設定しているところもあり、中には仲介手数料0円というところもありますので、
そうした業者をチェックすることでマイホーム購入にまつわる経費を削減することができます。