中古住宅の中には、時折格安の物件が出ることがありますが、その場合リフォームが不可能なほど劣化している建物であるのが大半です。

しかし、建て替えを考えているなら解体費用が安ければお得な物件と判断することができます。では、解体費用の相場はどれくらいなのでしょうか。

木造の中古住宅の場合、大きさや周辺の状況にもよりますが、一般的な住宅であれば解体費用は70〜100万程度です。

しかし、重機が入りにくく作業が難航してしまう物件の場合は割高になります。家の周りの環境についてもしっかり確認をすることが必要です。

中古住宅に鉄骨が混ざっている場合は、解体費用も割高になり150〜200万円程になる場合もあります。

解体する住宅の構造によっても更地にするための条件が大きく変わりますので、しっかりと事前に調べておく必要があるでしょう。

上記のように中古住宅の解体費用は高くつく可能性もあるので、物件の費用が安いからといって調べもせずに購入してしまうと、解体費と合わせて結構な額となってしまいます。

このようにならないために、事前に更地の価格を調べることで、土地付きの中古住宅の購入費と解体費用の合算を照らし合わせることが出来るようになります。

計算した結果更地のほうが安ければ、購入して家を新しく建てればいいですし、中古住宅と解体のほうがお得なら、購入後解体を業者に依頼する流れになるでしょう。

細かく価格を調べることはとても手間がかかりますが、少しでも土地を安く手に入れてよりよい家を建てるために欠かせないことです。