購入・相続・税金・投資・競売、不動産活用の教え

お得な不動産購入の教え
2017.01.20 住宅購入
相場より安い不動産を探すには

相場より安い不動産を探すには

不動産を相場より安く買って自分の家にしたい、またアパートやマンションを建てて不動産投資の対象にしたいと考える人もいるでしょう。
では実際に格安の不動産を購入したい時には、どのような方法が考えられるのでしょうか。

競売物件を探す

一般的な新築や中古の物件よりも安く不動産を買いたいと思うのならば、裁判所が取り扱っている競売物件を検索してみましょう。
競売物件は住宅ローンが払えず銀行に差し押さえられたり、判決で出た慰謝料などが払えない時に放出された不動産になります。
どんな物件が出ているのかは裁判所が制作している専門のホームページに掲載されているので、気になる人はチェックをしてみると良いでしょう。
購入のためには直接裁判所に赴いて入札や競売に参加する必要があります。また落札できたとしても入居者が居座っている場合は自分で何らかの方法で退去していただかなければいけません。
購入に関して色々と敷居の高い面はありますが、値段だけ見たら一般的な不動産相場よりかなり安く買えることが多いです。通常は専門の競売代行業者に依頼して入札を行うことになるでしょう。

リフォーム前提の物件を買う

相場よりも安い物件を買いたいのならば、中古物件を探すことも考えましょう。
中古物件でも築30年や40年を経過しているものは、ほとんど建物の価値は無いのでほぼ土地の値段だけで購入も可能です。
リフォームやリノベーションをする必要がありますが、居住用はもちろん、賃貸に出して収入を得ることも可能です。
費用が安い分手間や労力が必要となりますが、成功している不動産投資家はリフォームの手法にも精通しているものです。

訳あり物件を探す

相場より安く購入できる物件は他にもあります。それは訳あり物件です。訳あり物件とは、何かしらのマイナスとなる理由があるがために、通常の相場より安くなっている物件です。
マイナス理由となるのは、お墓が近いことや、線路沿い、陽が当たらない、周辺に風俗店がある、高圧線に近い、告知事項(火事や事件・事故等)があるなどが挙げられます。
これらの理由でも構わない人には、安く購入することができるので良い物件となります。
訳あり物件を見つける方法は、物件を定期的にチェックすることです。よく見ていくと相場より安くなっている物件があるはずですので、それが訳ありの可能性が高いです。
見つけた際は不動産会社に連絡して、理由を聞いて検討して見てください。中には訳あり物件や事故物件を多く所有している不動産会社もあるので、直接聞いてみるのも一つの手かもしれません。