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2016.07.03 競売不動産
不動産の競売物件において大切な3点セットとは

不動産の競売物件において大切な3点セットとは

不動産の競売物件の取引において3点セットと呼ばれる重要なものがあります。この3点セットは裁判所の職員が調査し作成した書類です。
この書類を使い物件の善し悪しを見極めます。この3点セットは期間入札公告と一緒に公開されます。

3点セットが併せられる期間入札広告とは

期間入札公告とは、入札出来る期間、開札が行われる日時や場所、開札後に売却が決定される日にち、特別売却実施期間の実施期間、買受申出の保証の提供方法や保証金を提供したいという入札時に必要な証明書、買受申出の資格の制限や農地物件の場合の買受申出者の制限内容などが記載されているものです。
他にも物件番号や基準価格や買受可能価格、買受申出保証額という入札の際に必要な保険金額や都市計画税や固定資産税の税額などが記載されています。大切な3点セットと併せられている書類ですのでこれも大切な書類です。

3点セットの2つ、物件明細書と現況調査査報告書とは

不動産の競売物件において大切な3点セットの書類の中の2つを先に説明します。
まずは物件明細書ですが、これには不動産を買い受けたときに引き継がなければならない権利などが記載されているものです。
不動産の表示、売却により成立する決定地上権の概要、買受け人が負担することになる他人の権利、物件の専有状況などに関する特記事項が記されています。
ポイントはどんな性質の権利かを知り専有者は誰なのか、どんな権原を持っているのか、滞納管理費の有無などをしっかり確認することです。

次に現況調査報告書です。この書類には、物件についての土地や建物の形状や、専有状況を調査して作成したものです。
物件の状態、関係人の陳述や執行官の意見、図面などの資料などが記されていますポイントは物件状況を見て誰がどのように占有しているのかをよくみる事です。

3点セットの最後、評価書とは

不動産の競売物件における大切な書類の3つ目は、評価書です。これは全体のまとめです。
評価額や評価の条件、目的物件の表示、目的物件の位置と環境、評価額の算出過程などが記されています。
見方のポイントは近隣の地域の物件の相場をチェックして比べることです。競売減価前の値付けをチェックして比べるのも良いです。

競売物件は物件調査の際に一般物件では宅地建物取引業法という法律が適応され、物件の内覧や説明などを受けられますが、競売物件には、この法律が適応されないため、3点セットの書類が一番重要な情報となります。
物件に関しての情報収集の足りなさは自己責任となってしまいます。競売物件の取引において裁判所が制作する3点セットの書類はとても大切なものなのです。